フィギュアレビュー:フレア 2B (ヨルハ二号B型) [DX版]



お前がサンタになるんだよ。
difeetだよ。

今回は一ヶ月以上ぶりにフィギュアレビューをするんだね。
前回のお話でもある”城ヶ崎美嘉 Tulip ver.”のレビューをしたら、何か自分の中で一段落ついちゃった感が出てしまったんだ。
担当を愛しすぎてしまったが故に、満足して「第一部 完」みたいになっちゃったんだね。

そんなdifeetを動かしたのがこの年末パワァよ。
さすがにフィギュアが、箱が、撮影がガンガン溜まって行くことに若干の焦りを感じ始め、「せめて一人くらいレビューしなければ…年内に…!」という考えに至ったんだね。
という事で今回はフレアさんから発売された、NieR: Automata (ニーア オートマタ)より「2B (ヨルハ二号B型) [DX版]」のレビューをお届けしようよ。

発売は9月ということでもうだいぶ寝かせてしまったけど、寝たままで年越しはさせないよ!
ではいつも通り、まずはスペックを見て2Bてゃんへの理解を深めようよ。

商品詳細

メーカー フレア
商品名 2B (ヨルハ二号B型) [DX版]
発売日 2019年09月
スケール 2B:全高約280mm
ポッド042:全高約340mm (支柱含む)
作品名 NieR: Automata (ニーア オートマタ)
価格 20,800 (税別)
仕様 PVC塗装済み完成品
付属品 2B差し替えパーツ (素顔・放熱スカート非装着ボディ)、白の契約 (刀)、ポッド042
ABS製専用台座2種 (2B用・ポッド042用)
原型制作 2B:吉沢光正 (REFLECT)
白の契約:東誉之
ポッド042:松本文浩
彩色 2B・白の契約:吉沢光正 (REFLECT)
ポッド042:矢竹剛教 (ACCEL)
発売元 株式会社スクウェア・エニックス
企画・製造・販売 株式会社フレア

ということだね。
スペックですら書くこといっぱいあってもう疲れちゃったよね…
しかしそれだけたくさんのスペシャリストが関わっているだけあって、とても素晴らしい仕上がりになっているよ。
2019年の末も末だけど、正直年内で買ったフィギュアの中ではトップクラスのクオリティと言っても過言ではないんだ。

そして[DX版]と言うだけあって、今回はいつもより少し写真も多めなお話なんだね。
じゃあ年内最後のフィギュアレビュー始めようか。
年の瀬にShow timeだ

アンドロイドは眠らない

 

超クールビューティー
ポッド042の高さも去ることながら、「白の契約」装備時には横にもでかい!
これはもうデカすぎて固定資産税かかりそうだな!と言いたくもなるよね。
レビュー時は常に見切れてしまうこと請け合いだし危ないので、武装解除させてもらうよ。

スラリと伸びた脚に、見事なまでの八頭身。
そこへゴーグルと物騒な得物を持たせたらそりゃあ惚れるでしょう

こちらが標準仕様の、ゴーグルをしたご尊顔。
光沢のある唇、そしてホクロがなんともセクシイだよね。
よくよく見てみると、口元に墨入れがしてあるのも凄い。
眼が隠れているのに、なんという情報量よ。

ボブがよく似合う髪は、パール塗装でツヤツヤと輝いているよ。
至極シンプルな黒いカチューシャとのコントラストがお上品なんだ。

癖で「衣装は」と書きだして、「あ、これアイドルじゃないんだ」と思い出したよ。
衣服だね。
全体的に落ち着いた色のドレスだからかな、胸元の大胆なデザインが特に目を引くんだ。

あの…アレだろ…?
そのパラディーゾは排熱するための穴なんだろう? そういう機能美なんだろう?
これはもっとやり込む必要がありそうだな。

背中にも同様の意匠が見て取れるけど、こちらはフロントよりもっと大胆に開いているね。
排熱だね! 熱くなっちゃうもんね!
前と後ろのデザインが逆だったらゲームどころじゃなかったぜ

腕、手、指の先に至るまで、すべてが美しい
アームガードにはステッチが造形されていたりパール塗装だったりで、どこまでも抜かりのない仕様なんだ。

そして黒い羽で装飾された袖をよーく見てみると、ここには控えめな青ラメが入っているんだね。
どこまでも抜かりが…ない!

(放熱)スカートにも落ち着いた模様が造形されているよ。
ゲームプレイ中はスカートの動きに気を取られないように注意しよう、マジで。

放熱しすぎでは!?
ばっくりと開けたスカートからチラッ…どころかモロに見えてしまっている腰回り。
素肌! ブーツ! タイツ! スカート! ハイレグ! ちょっと見える臀部!
こいつぁ宝箱だぜ!

そしてよーく見てみると…。
そう、スカートの裏地にも表と同様の模様がプリントされているんだね
こうして正面から裏を見ると、まるで表の模様が透けているかのようなんだ。

助平なお前らは尻とかハイレグばっかりに目が行きがちだけど、これで理解してもらえただろう。
素晴らしいハイレグだ…

これぞまさに御御足
敬称を付けないことがはばかれるぐらいに、およそ人間離れした美しい造形なんだ。
まさに人が造りしものよ…。

超ロングブーツの編み込みもしっかり再現されているね。
こんなに長いブーツじゃ脚が曲がらないんじゃ…とか、野暮なことは言いっこ無しだぜ

ブーツの表面はゾウさんみたいな質感加工が施されているよ。 (見た感じ
ほんとどこまでも抜かりがない。

ハイヒール! イイネ!
最近どうやらハイヒールを履いた足の曲がり具合・角度が好きという嗜好が顕現してしまったらしく、こいつぁ正にドストライク
こんなハイヒール履いてたら速く走れないんじゃ…とか、野暮なこと言う奴は帰れ

こちらは専用台座。
プリントではなく、”YoRHa For the Glory of Mankind”の文字が彫刻されているんだ。
そういえば、よくキャラ名とかタイトルがプリントされているのはよく見るけど、彫刻されているのは初めてかもしれないね。
同色でシンプルながら、ちょっとした高級感すら漂うよ。

ダボは意外にも短い、しかして金属製。
こんな長さで大丈夫かな…と思うけど、ポーズがポーズだしぐらつきナシ、取り外しやすさもピカイチなんだ。

さて!
ひとまず通常版のレビューはここまでかな。
続いては[DX版]に付属する、”素顔”と”放熱スカート非装着ボディ”をじっくりねっとり見てみようじゃないか。
おトイレは済ませたかな?
水分補給は済んだかな?

適当な肴とお酒を傍らに用意したら、さっそく歩を進めてみるぜよ。

ヨルハデラックス!

 

Yes…
ちょっと言葉を失ってしまってレビューができないよ。 (レビュアー失格
なんかもう…すっごい…

ゴーグルの下には青い瞳が隠れていたんだね。
まるで日本刀のような鋭さでゾクッとしちゃうよ…。
薄めの眉毛に長いまつげ、下まつげまでバッチリ描かれているんだ。
はぁ美人…いやアンドロイドだったか…。

こちらがDX版のボディ。
体つきがデラックスってわけじゃあないんだよね?
しかしここまで無防備だと、過冷却で風邪を引いちゃわないか心配なんだ。
もうゲームどころじゃないって。

わぁぁぁぁー! Vスラッシャー!
ここまで来ると戦闘用アンドロイドにこの体つき肉付きは必要なのかとも思っちゃうけどまぁいいや
もう人類は勝ったも同然なんだ。

ちょちょっと待って…するってぇとこれは2BのK2って事かい?
一点の淀みも曇りもない、真っ白なお肌…筆舌に尽くしがたいとはこのことだね。
お前らが狂ったように意味もなくはしごを登らせたり降ろしたりさせている間に、俺はゼロ距離でこの雪見だいふくを眺めてやるんだぜ
ゲームもいいけどフィギュアも買っちゃえばいいんだね。

いちおうほら、年末だし年の瀬だしやっとかなきゃ感があるし。
きっと2Bを始めアンドロイドには完璧なバランサーが積まれてて転倒なんて万に一つもないんだけど、これはあれだ、バグだ
お尻のお肉がデラックス!

と言った矢先だけど、これからはポッド042の魅力をお伝えしよう。
言ってみればこいつは全裸だかんね
2BのK2が何だの言ってるレベルじゃないって。

なお台座はけっこう小さめなので、誤って倒してしまわないように注意しよう。

どうしても2Bてゃんに目が行っちゃうけど、ご覧の通り実はこっちのポッド042もかなりの精巧っぷりなんだ。
人によってはポッドの方に興奮しちゃうかもしれないよね。
あ、いかん…だんだん可愛く見えてきた…。

こいつ、動くぞ!
そう、なんとこんなにメカニカルなのに、腕は可動するんだ。
プラスチックなのでちょっと怖いけど、それなりに剛性もあってしっかり動きが付けられるよ。

こちらは”白の契約”。
このヤッパもしっかりと一人の原型師さんが造形しているので、気合の入りようが凄いよね。
なお刀の頭(かしら)部分と装飾の紐は、金属のリングで繋がれているよ。

柄と刀身は鍔の部分からセパレートするんだ。
面倒くさがってそのまま持たせようとして壊しても知らないからね!
しかし見ればみるほどかっこいい…。

最後はDX版付属の素顔と放熱スカート非装着ボディ。
差し替えヘッドは「前髪外してゴーグル取り外して完成」なのもできそうな感じだけど、頭がまるまる一つ付いてきちゃうなんて太っ腹!
(色移りとかのリスクがあるのかもしれない)

スカート非装着ボディはもうね、「そう! こいつを待ってたんだ!」と言わんばかりのクオリティだよね。
キャラ立ちしすぎているので、原作ファンも未プレイ勢も、手に取ればきっと1000%の満足度を得られること請け合いだよ。

という事で、長い長いレビューもこれにて閉幕。
あとは好き勝手に撮ったイメージカットなんぞ見ながら、お別れしようよ。

最初にトップ画にしようと思ったけどやめたやつ。
やっぱりこれはこれでいいな…。

トップ画の原案。
後々「もうちょっと色入ったほうがエモいのでは」と思って現在のトップ画となったんだ。
バリエーションがいくらでも利くので、いじってて面白かった。

どんなキャラでもとりあえずお花と絡ませてみようと思ったシリーズ。
もうちょっとやりようがあった気はする…。

届いて最初に撮ったカットだった気がする。
つまりは9月頃に撮った写真だね。
今まで何やってたんだろう…。

白の契約を装備した状態且つ横構図で撮ろうとすると圧倒的スペース不足に陥るので、苦肉の策で無理やり真っ黒背景に仕上げた写真だったか。
足元の情報が皆無だね。
ボツ!

とりあえず暗く! もっと暗く! と、変なスイッチが入っちゃった時かな?
だってどんな風に撮っても画になっちゃうんだもの。

最初で最後の合成カット。
世界観を表現したかったけど、腕が足らず中途半端に完成したよね。
ごめん2Bてゃん…

ではここらへんでお暇するよ。


あとがき

ということで、年内最後のフィギュアレビューだったよ。
多少覚悟していたけど、まさかこんな大ボリュームになるとは…。
なにはともあれ、年内に更新できてよかったよ。

フィギュアレビューではないけど、年内にもう一回くらい、一年の振り返り的なお話が書けたらいいよね。
ではまた、近いうちに…あとメリークリスマス…


関連リンク
メーカー商品ページ
NieR:Automata公式サイト
2B原型/2B・白の契約彩色:吉沢光正 (REFLECT) 様(Twitter:@mitsumasamune)
白の契約原型:東 誉之 様(Twitter:@HIGASHI_Taka)
ポッド042原型:松本文浩 様(Twitter:@Labr77)
ポッド042彩色:矢竹剛教 (ACCEL) 様 (Twitter:@AccelYatake)

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