フィギュアレビュー:グッドスマイルカンパニー木之本桜

I’m a dreamer
ひそむパワー
わたしだよ。

最近は日中暑かったり、はたまた夜は寒かったりでいよいよ秋の様相を肌で感じられる時期になってきたよね。
この時期は体が寒暖の変化に慣れていないせいか、よく寝落ちしちゃってるんだ。
そんな季節の変わり目にお届けするのは、デコマスが展示されるや否や瞬く間に話題をかっさらって行った、グッドスマイルカンパニーさんの木之本桜たんのレビューなんだよね。

ちなみにこのさくらたん、昨今では珍しく2バーション出ているんだ。
今回difeetがお迎えしたのは通常バージョンなんだけど、金額にしてフィギュアもう1体ぶんはあろうかというボリュームの台座が付属してくる、”木之本桜 Stars Bless You”という豪華版も同時発売されたんだよ。

参考までに、こちらが去年の9月に行ったグッドスマイルカンパニー15週年記念展示会で撮った現物。
こうして元イラストと立体化されたものを一堂に並べてみると、いかに忠実に立体化されているかがわかるよね。

通常版と豪華版の違いは台座はだけなんだけど、本体のさくらたんのクオリティはどちらも変わらず折り紙つき。
これからその魅力の一つ一つをしつこいくらいに説明してやるよ。

	商品詳細

商品名	木之本桜
作品名	カードキャプターさくら
発売日	2017年09月
スケール	1/7スケール (全高約270mm)
原型制作	河原隆幸
価格	12,963 (税別)
付属品	専用台座、さくらカード一枚
仕様	ABS&PVC 塗装済み完成品
メーカー	グッドスマイルカンパニー

詳細はご理解いただけたかな?
発売日には「箱でかい!」「本体すごい!」という反応が方々から聞こえて来たけど、まさにその通り。
実物を見ればさらにその素晴らしさに圧倒されること請け合いなんだね。

ではさっそく行ってみよう…プラチナ!

	はにゃーん

抗うことすらできないこの圧倒的魔法少女感、どうですか。
現在に至るまでの魔法少女ジャンルに多大なる影響を与え、そして今なお輝き続けるさらくらたんは白銀、まさにプラチナなんだ。
2018年1月から再び新シリーズが放送されるということで、魔法少女王の貫禄をまたしても見せつけてしまうんだね。
さて、脱線してしまったので写真を見ていこうよ。

CLAMP先生の激キャワイラストを忠実に再現しているよね。
difeetが女性として生を受けていたら、間違いなく「こんな魔法少女になりたい!」と憧れていたに違いないよ。
なんなら男だけど憧れてるかんね。

頭にちょこんと乗った、やや大きめのクラウン。
やはり魔女っ子キングには王冠がよく似合う。

さすが安定のグッスマさんだけあって塗装レベルも高く、金属っぽさがよく表現されているよ。

ちなみにてっぺんの星は取れるよ。
取る目的というか、星の角度を変えられるように別パーツになったのかな。
difeetのだけじゃないよね?

髪の毛も鈎状になっていたりしてなんというかこう、”CLAMPさん!”って感じだよね。
バリなども無くシャープに仕上がっているよ。
ちなみに二枚目のちょろんと出てる髪の毛に梱包時のビニールが食い込んでて、危うく事故りそうになったよ。
まぁさくらたんがビニールごときに負けることなんてありえないんだけどね。

チョーカーと胸元には六芒星のペンダント。
この六芒星、至るところにあしらわれているんだけど、キラキラしててほんとに可愛いんだなぁ…。
やはり魔法と言ったら五芒星より六芒星なのかな。

忠実に再現された控えめなバストにも注目だよ!

ではちょっとずつ服飾を見てみようか。
背中に回ってみると、クリアパーツで再現されたドレスがふわりとお目見えだ。
そしてドレスにはやっぱり六芒星のプリント。

イラストではこういう部分が見えないだけに、まさに立体化ならではのデザインだよね。
とりあえず魔力高そう。

白銀色で塗装されたグローブ。
もちろん塗装が綺麗なだけではなく、グローブのシワや指先までしっかりと造られているよ。
また写真ではちょっとわかりにくいかもしれないけど、袖口の部分だけ半透明になっているんだ。
こういう細かな技術を見ても語彙が極端に少ないため「ほえ～」しか出てこないのがツライよね。

魔法少女のアイコンといえばやっぱりステッキだよね。
こちらの「星の杖」はタカラトミーさんから1/1で商品化されているので、コスプレイヤーさんにも必須の商品となっているんだ。
見れば見るほど「完璧なデザイン」だよね…。
魔法少女会のグッドデザイン賞を贈りたいくらいだよ。

もちろん本体とは別パーツなので、さくらたんに武装させる際には写真のようにヘッドの根本をセパレートさせる必要があるよ。
無理やり指の隙間から入れようとすると塗装が擦れて移ったり、最悪破損の恐れもあるからやめるんだ。

持ち手は多少回転する事ができるので、好みにあわえて調節できるんだよね。
角度によってはスカートの星と干渉してしまうので、ここも気をつけて欲しい。

ちなみにdifeetは付属している説明書を読まずに組んだので、最初「腕が外れる」と思って、必死に引っ張っていたんだ。
だが中々抜けない、むしろ抜けてはマズイのでは…? と思いはじめ、素直に回転させるだけに留めたんだよね。
学んだんだよ、俺だって。

とりあえず説明書を読もう、まず読もう。
家電とかじゃないし。

スカートは赤xミントグリーンのツートーンで爽やかにまとめられているよ。
目にも鮮やかで健康にまで配慮した仕様なんだね。 (適当)

そしてこちらはスカートの円周にぐるりと付いている星。
この星、何がすごいって。

この小さな穴を見ておわかりの通り、全部取り外せるんだ…。
これは素直にすごい。

ご丁寧に予備の星パーツも付属しているので、万が一紛失・破損しても大丈夫だよ。
結構シャープに作ってあるので、手に刺さるから注意してね。
摘むと痛いレベルだよ。

このね…これ。
もうハンパなく可愛い、狂おしいほどに愛おしい。
トゥシューズのように靴の先が平らなのが妙に気に入ってしまったのよ。

かかとのシワやオーバーニーの柄、塗装のクオリティも含めて5000兆点あげたい。
むしろ木之本桜の本体はこの脚にありと言っても過言ではないというくらい好きだ。

膝裏の造り込みも素晴らしいぞ。
本当にもう、手にとって確かめて欲しい。
本当に…本当にもう!

興奮冷めやらぬまま台座の紹介へと移ろう。
台座と本体の接合はスネ部分に差し込む形式だね。
台座と支柱はプラ製のダボが2本、支柱と本体は金属ダボが一本なのでまず倒れることはないでしょう。

しかも見た目以上に安定していて、これ角度とか計算した上で重心もしっかり抑えるようにバランス設計されているのではと思っちゃうよ。

台座にはお馴染みの魔法陣。
白地に控えめな金のラインなので高級感があるよ。

そして付属のさくらカード。
CLUMP先生の書き下ろしイラストが嬉しいよね。
ちなみに頑張ればお財布にも入る親切設計なんだけど、difeetは額縁に入れて飾っているよ。

さて、以上で8割位のレビューは完了したかな。
残り2割は…まぁほら、一応スカートの下とか、見てないじゃん?
ドロワーズと言う事はわかっているけど、一応見てみよう。
見よう。

	待たせていない!

ひっくり返してびっくり…なんだこのチュチュは…!
これが量産品でできちゃうのすごい。
さっきから「すごい」しか言ってないけど、本当にすごいんだ。
「もしかしたらドロワーズの隙間からクロウカード見えちゃうかも」と邪な気持ちを持っていた自分をkillしちゃいたいよ。
本当に360°、上から見ても下から見てもグッスマさんと原型師さんの情熱が溢れる素晴らしい完成度なんだ。

あとは届いた初日に机の上で撮ったやつを数枚。