ピンクムーンすら通り越して私が来たよ。
difeetという者です。
さて、今回は久しぶりに関東から出て広島は厳島神社に行ってきたお話をしようかと思うんだ。
ちなみにdifeetは千葉住まい。
飛行機でブォンとひとっ飛びなんだけど、なにしろ飛行機に乗るのが約13年ぶりくらいだからびっくりだよね。
そしてこの旅の目的はと言うと…そう、
“第34回世界遺産劇場 -嚴島神社- 坂本真綾 Open Air Museum 2017”
を観に行く事だったんだ。
ライブ中にも言っていたけど、ライブを行うのは実に1年4ヶ月ぶりだそうで。
彼女にとってもファンにとっても、ちょっと久しぶりの再会に涙を堪えることはできなかったよね。(difeetが)
ライトアップされた大鳥居、空に昇り始めた月、風の音、そして波の音すらも。
日本が世界に誇る世界遺産はその日、坂本真綾さんの引き立て役になってしまったんだ。
ライブ自体はdifeetの駄文拙文乱文長文ではとてもじゃないけど書き表せないほど素晴らしかったので、割愛させて頂くよ。
前置きはこんなものでいいかな?
じゃあライブのついでにちょっくら観光がてら撮った写真を肴に、当時を振り返ってみよう。
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広島ァ! |
フライトは確か7時30分くらいのだったかな?
LCCだったので初めて成田空港の第三ターミナルに行ったよ。
運良く窓側の席に着けたので一枚、Gを感じつつあっという間に広島空港に到着したよ。
宿は広島駅から徒歩数分の所に取ってあるので、まずは広島駅まで高速バスでひとっ走りなんだ。
そして広島駅。
時刻は12時ちょうどくらい。
ひとたび駅を出れば眼前には巨大なビックカメラが鎮座し、その足元では路面電車がひっきりなしに走っている。
そして街ゆく人のほとんどが赤い、これは…カープファンだこれ。
どうやらこの日は広島カープ対我らが千葉ロッテマリーンズの試合があるらしく、「千葉から来たことがバレれば裏路地に連れて行かれて同人誌みたいなことされちゃうんだ」と密かに怯えていたよね。
本当にすごい人数だったんだ…赤い法被を来た大きなうねりは、ブチ切れた王蟲の群れにも似ていたよね。
さて、その本流から逃れるように駅前から離脱だ。
まだまだライブまでの時間があるので、宿の位置を確認しつつちょっとスナップしてみようよ。
なにがびっくりしたって、マンホールの蓋がカープなんだね。
球団を愛し、愛される…なんとも暖かい街じゃあないかよ。
少し感動した所で小腹が空いてきたよね。
時間は13時を過ぎたばかり、厳島上陸の前にエネルギー補充なんだ。
ちなみに飲食店は軒並み行列で、名物でもある「広島風お好み焼き」なんてもってのほか。
仕方なくあんまり混んでいないラーメン屋に入ったんだけど、ちょっとがっかりする味だったのでテンション-1だったよね…。
(その後友人に聞いた話によると、「関東がラーメンに恵まれ過ぎているだけ。 こっちで普段食べている味を期待するな」とのことだった)
気を取り直して。
今度は広島駅から宮島口という駅まで電車でゴトゴト25分くらい。
すでに坂本真綾さんのライブTシャツを来た人が目につくようになってきたね。
宮島口駅からフェリー発着所までは歩いて3分くらだから、迷うこともないよね。
ちなみに上の写真のフェリーはJR西日本が運営していて、ICOCAなどの電子マネーに対応しているんだすごーい!
そしてもうひとつ乗り口があるんだけど、そっちは広電グループが運営するフェリーなんだよね。
どっちに乗っても宮島には着くので、各社の航路なんかを見極めつつ選んだらええねん。
文字通り海を超えて |
そしていよいよ宮島に上陸だぁ!
坂本真綾さんの野外ライブと言えばそう、雨。
過去行われた富岡製糸場でのライブ、そしてdifeetも参加した日比谷野外音楽堂でのライブ。
そして一昨年、ここ厳島神社で行われたライブ、全てが雨だったんだ。
(坂本真綾さんは自身の雨女説を常に否定している)
当然この日も雨だと確信していたんだけど、いざライブを観てみればなぜ雨が振らなかったかがよくわかったんだ。
やっぱりそういうことだったんだね…
さて話を戻して。
宮島と言えば野生の鹿も見どころの一つ。
後輩曰く「人には慣れているけど、奈良の鹿のようにガッツイてないからカワイイですよ」と聞いていたんだ。
ご覧の通り確かに人には慣れているようだ。
観光に来た海外の人が何か話しかけていたけど鹿もdifeetも何を言っているかはよくわからなかったよね。
ただこの鹿たち、舐めてかかると痛い目にあう。
見ての通りストーキングスキル持ちなので、お土産などが入った袋を見ると背後からスッと近づき、ガブッと袋を食べちゃうよ。
もはや日光のお猿さん状態だよね…。
鹿に関する注意書きもあるので、小さなお子さま連れの家族はよく読んだ方がいいよ、ほんとに。
(袋をかじられた女性がヤダッ! と振り払ったら鹿が立ち上がってマウント取りに行ってた)
そして鹿を横目にお土産通りを抜けるとそこには…
おぉぉ…!
これがあの厳島神社の大鳥居! しゅごいぃぃぃ!
近づけば近づくほどその大きさに圧巻されるばかり。
ちょうど干潮ということもあって、鳥居の根本まで行けたのはラッキーだったよ。
こんな巨大な鳥居が海の中に突っ立ってるんだぜ、さすが世界遺産は伊達じゃない!
一通り大鳥居を満喫した後は、宮島の名物でもある牡蠣を食べましょう。
何たる贅沢…!
2つ入りで400円くらいだったから、関東で考えると破格だよね。
宮島に行った際には必ず食べよう…ビールとセットでな。
さて、アルコールも微量摂取したことだし再び宮島を散策しようよ。
再び大鳥居を覗くと、「どこかからホースで注水してるよね?」かと思うほど急速に潮が満ちてきたよ。
やはり厳島神社の大鳥居と言えば海にそびえ立つビジュアルが有名なので…まず靴を脱ごう。
靴下も脱いで、パンツを膝上までたくし上げて。
ザブーン
海に入るなんて全く想定してなかったけど、そうさせたのはきっとこの厳島神社の魅力とさっき飲んだビールのせいなんだね。
そのままザブザブと鳥居に近づき一枚。
まさに奇跡の海。
と感動に浸るのもつかの間、水位は刻一刻と高くなってきているのですぐさま退散。
再び被写体と食べ物を探して宮島を徘徊だ。
いよいよやることがなくなってきたんだけど、ふと山の上に何やら古めかしい建物がある事に気付いた。
看板には「千畳閣」と書いてあるよね。
どうせ他に行く所もないし、と気まぐれに立ち寄ったんだけど、こちらも想像以上に素晴らしい建物だったよ。
中は吹き抜けの造りで、背面には瀬戸内海、正面からは厳島神社が見下ろせるという絶景スポットだったんだ。
あまりに吹き抜ける風が気持ちよすぎて、寝る人も多数。
きっと秋になれば紅葉がさぞ映えて、カメラを持った我々がいっぱい来ること請け合いだよね。
ちなみにここ千畳閣で霊的な何かを感じたdifeetはすかさずFGOのガシャを2回ほど引いてみたんだけど、貴様の様な不届き者には麻婆豆腐をプレゼントと言わんばかりに天罰食らったよね。
半泣きで千畳閣を後にすれば、いよいよライブへカウントダウン。
最後は待機列で撮った大鳥居と共に、今日のお話は閉幕となるんだ。
忘れてた!
ちなみにこの”第34回世界遺産劇場 -嚴島神社- 坂本真綾 Open Air Museum 2017″は7月22日、17時30分よりWOWOWで放送されるよ!
なので楽しみにしている方のためにも、セトリは公開しないでおくんだ。
涙ながらに曲に酔いしれるdifeetが写ってたらよろしくね。
あとがき |
観光なのかライブ観に行ったのかよくわからない内容だったよね。
ただ本当に、宮島も坂本真綾さんのライブも素晴らしかったんだ。
死ぬ間際の走馬灯に出てくるくらいにはランクインしたんじゃないかな。
ちなみに広島を去ったのはこの翌日なので、もう一日ぶんの写真があるんだよね。
そちらは書く気になったら書こうと思うよ。
しかし広島に行ってちょっとがっかりしたことは、思ったより訛っていない事だったんだ…。
「ウチな、difeetの事めっちゃ好きやねん」とか言われると思ったけど全然ダメじゃねーか。
次はちゃんとdifeetの事めっちゃ好きやねんって言われる様な地方に行こうと思うよ、決してそういうお店じゃないからね。
こうして煮え切らない怒りとともに、広島での夜は更けていったんだね。
関連リンク |
*- Official web site 坂本真綾 【I.D.】-* |
コメント
[…] 贅沢な時間の使い方なんだね。 と言うことで、前回のお話はこちら。 坂本真綾さんのライブに行ったよ:奇跡の海http://analographics.net/archives/4025ピンクムーンすら通り越して私が来たよ。 […]