フィギュアレビュー:アルター アティ先生

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毎度。
安らぎの緑の大地、キュアdifeetだよ。

しかしアレだよね、レビュー準備でぐぐる先生にフィギュアのスペックを聞いたら、いきなりすごい綺麗で丁寧なレビューとか出てきちゃった時にはもう、白目になるよね、今みたいに。
ちょっと血も出てるかもしれない。

それはそれで構わないさ、むしろ勉強になる。
しかしてdifeet的に、フィギュアのレビューとは、単にディティールの紹介やスペック把握のためにするものじゃあないと思うんだ。
むしろそんなものはオマケであって、「俺はこのフィギュアの足首が好きなんだ!」 とか「パンツの色は白でした!」とか、そういう個人の観点着眼点の方が重要なんじゃないかと、大切なんじゃないかと考えたりしてね。
偏愛で偏見、変態、しかして純情。
それこそが変態個人レビュアーのあるべき姿であり、また同じ変態が求めるものなんじゃないかな。

レビューからフェティシズムが感じられなければ、やってる意味なんかないよごめん強がった!
ヨッシャー炎上する前にそそくさと次の話題に行こうぜ! さぁ早く!

今回はアルターさんから発売された、サモンナイト3より、アティ先生の生態を、余すところなくご紹介しようと思うんだ。
サモンナイトシリーズはちゃんとやったから大丈夫だよ。

商品詳細

■発売元:アルター
■発売日:2014年06月
■スケール:1/8 (全高約210mm)
■作品名:サモンナイト3
■原型製作:柳生敏之
■彩色:渡邊恭大
■価格:11,000円 (税別)
■付属品:専用台座

よーし、これでわかっただろう?
フフッ…当然の事ながら、スリーサイズは書いていないよ…。
だからこそ教えてよ、おねがい☆アティーチャー!
Show timeだ!

まずは全体像

アルター アティ

でかい。
ここまで横幅があると、difeetの撮影環境だと白or黒背景に限られてしまうんだ。
そこら辺は腕と財力でカバーしたい所なんだけど、両方ないから困ったよね。
続きましては、細かいディティールとか、気になるスリーサイズを目測していこうじゃないか。

お顔

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まずは顔いやご尊顔。
原作通り、というか飯塚武史先生の原画キャラ設定通り、若干おっとりとしたマスク。
が、そこにキリッとした眉毛を合わせる事で、いかにもアティ先生らしい、教育者としての尊厳がこれ見よがしに伺えるよね。
口が開いてる事によって、躍動感もプラスされているよ。

difeet的の個人的なアレなんだけど、飯塚武史先生(黒星紅白先生)の画は絵柄が絵柄だけに、過去製品化されたフィギュアについては色の表現はもちろん、立体感(らしさ、ともいう)に違和感が大なり少なりあったんだけど、このアティ先生については、100%に近い再現度なんじゃないか、と思うんだ。
さすがアルターの歴史を築いてきた柳生敏之さん、そして彩色を担当した渡邊恭大さんにも、賛美の拍手を。

まだ顔しか見てねーよ話長いよ早くしろよ。
って。
思ってるんでしょう?

フッ…素直にごめん次行こう。

頭周り

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側背面俯瞰に回りまして、こちらは見ての通り頭だよ。
ネイルには少しだけ、同色系統のマニキュア的なものが塗られているよ。
さすが教育者、華美でなくさりげなく。

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頭のベレー帽は、マグネットにて脱着なんだ。
帽子を脱がす際はご覧の通り、先に左手首をスポーンと抜こう、壊れた! と焦らなくても大丈夫だ。
手がなくても可愛いよ。

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こちらがベレー帽を脱がせた状態。
これはこれで、剣舞の一瞬を切り取ったような印象を与えてくれる、ような気がするよね。
髪の毛の動きも、一段と躍動感が増したよ。

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動きのある髪の毛、剣を持っている左側だけ、覚醒状態になっているよ。
赤髪から半透明へのグラデーションが素晴らしい、素晴らしいんだ。

ALTER アティ

ちょっとわかりにくいけど、首もとにはエメラルドxゴールド縁のブローチがあるよ。
決して、決して胸を撮った写真がよくよく見てみたらブローチ付いてたから紹介しておかないと、ってわけじゃないし。

マント

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お次はこのフィギュアの大部分を占める、このマント。
白いマントに、うっすらと薄紫のグラデーションがかかっているのかな?
色移りしやすいので、どこかにぶつけないように注意が必要だよ。

シャルトス

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さて、アティ先生、というかサモンナイト3のキーアイテムである、”碧の賢帝”こと魔剣シャルトスさんだ。
敬語を使え敬語を。
ちょっと写真を撮り忘れちゃったんだけど、こちらのシャルトス様、グリップエンドの部分が取り外せるので、グリップエンド外す→剣を手に差し込む→グリップエンドつける、の手順で、アティ先生に持たせる事ができるよ。
あと、魔剣だけあって、切っ先はほんとに尖っているので、ほんとに注意だ。
difeetも撮影中に何度か刺された
しかもアティ先生に持たせると結構な横幅になるので、気が付いたら自作ディフューザーを突き破ってる事も数回あったんだ。
名実共に、これ見よがしに魔剣なんだね。
敬語を使え敬語を

腰回り

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腰の両サイドに装備されている、魔道書的なもの。
間違ってもタウン○ージとかじゃない事を願うんだ。
こちらも塗装、装飾共にかなり凝っていることが伺えるよ。

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そして、さっきのタウン○ージのホルダー的役割を果たしているベルト。
本物と見まごう細かさで、バックルの金属部分もしっかり塗装されているね。
服装の割りにけっこうゴツイベルトするんだなぁ、とも思うけど、きっと革製でさらに金属補強がされているベルトじゃないと、剣や書物の重みに耐えられないからだと思うんだ。

足周り

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ブーツの編みこみもしっかり再現。
ソール部分の赤も相まって、かなりファッショナブル。
そもそも渋谷原宿代官山あたり歩いても、こんな白ブーツ履いてる女性を見たことがないよ。
もうちょっと金額出すから、どうかこのブーツもキャストオフ使用にしては…くれないですか。

さて、だいぶ長い道のりなんだけど、ここらで少しブレイクしようか。

待たせたな!

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何か…何かが見えます…もうちょと角度を変えてみよう。

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見ての通り、アティ先生らしい、教育者らしい、主人公らしい、純白のパンツだ。
毎回思うけど、アルターってパンツの作りこみが素晴らしいよね。
difeetもこのクオリティに当てられ、理性と本能の二律背反から逃れる事あたわず、思わず両親の事を思い出してしまったよ。
いや生きてるけどね。
パンツの話は終わりだ。

しかし今回はもう一つあるよね、見所、が。
布(っぽいPVC)に隠されたもう一つの真実、語る口を持たない二つの星、輝く双星が。
あぁ…! とことん行ってやるぜ! ベン・セレーモス!

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アティ 胸

いいか? 左がπで、右が乙だ。
右から読めば乙π、左から読めばπ乙だ。
すごいよね、これ、なんかミサイルとか鳩とか出てきそうだよね。
そして何より、魔剣よりもよっぽど危険なボディラインをさらに強調する、縦ラインの入ったワンピース。
やはり縦ラインが入る事によって、立体感と妄想とあと色々なものが数倍に膨らむというのは本当なんだね。
ただ、一言、「ありがとう」、そう伝えてくれないか。
もう魔剣とかどうでもいいよ

…さて、血圧も下がってきた所で残りを。

台座

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台座から伸びているのは、マントの下部を押さえる金属支柱の棒。
これは取り外し可能だよ。
台座手前についているのは、本体右足底に差し込むダボ、こちらも金属製で、安定感はばつぐんだ。

よし、こんな所かな。
今回は好きなキャラであると同時に、好きなイラストレーターさん、好きな原型師さん、そして発売元がアルターさんと言う事もあって、ちょっと熱が入っちゃったよ、変なベクトルに。
最近のスケールフィギュアでは、屈指の出来だと思うんだ。
安くはない値段だけど、納得できちゃう、納得させられちゃうよね。

おまけ

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これね。
そう、このアティ先生のフィギュア、眼鏡も着脱可能なんだ。
レンズ部分はなくて、アンダーリムのオール金属製眼鏡なんだけど、レビューしなかった理由はただ一つ。
忘れた? 違う。
壊した? 違う。
失くした? 違う。
写真を見てわかる通り、この眼鏡、恐ろしく精巧なんだ。
それはもう、箱を開けてこの眼鏡を見たとき、「マジかよ…」と、震えがくるくらいに。
とどのつまり、一度外したらもう一度着けられる自信がなかったんだ…。

一応予備の眼鏡は付いてるんだけど、それでも最初に装着する時、手に汗をかく程緊張したんだ。(そしてなかなかうまくはまらない)

そういう複雑でヘタレな理由から、今回眼鏡のレビューはやめておこう、と、決めたんだよね。
もし実物をお持ちでない方は、機会があれば見てみるといいよ。

イメージカット

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若干投げっぱなし感があるけど、以上!
という事で、アルターさんのアティ先生のレビューでしたーヽ(´ー`)ノ


サモンナイト3 アティ (1/8スケール PVC製塗装済完成品)
アルター (2014-06-20)
売り上げランキング: 55,374

-関連リンク
アルター

サモンナイト オフィシャルウェブサイト

■原型製作:柳生敏之 さま (Twitter:@mokupate)


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